自己紹介

1分間で印象に残る自己紹介を!簡単マジックで差がつく理由と具体例

 誰もが経験したことがある自己紹介。緊張しますよね。自己紹介でその人の印象は8割は決まると言っても過言ではありません。しかし、

 「あー、自己紹介で何をしゃべればいいんだろう?印象に残る話がしたいけど、自分にはできそうもない。」

人前で話すのが得意ではない人の多くは、こんな悩みをお持ちのことと思います。

そんな方々にお勧めするのが、簡単マジックを使ったスピーチ法(この方法を私はマジックスピーチと呼んできます)です。マジックの現象が視覚からも刺激を与え、あなたの代わりにインパクトを与え、相手に強烈な印象を残してくれるのです。

初対面の人たちに自分を知ってもらい、印象に残すことが求められる自己紹介。自己紹介と簡単マジックは相性抜群なのです。

この記事を読んでいただければ、簡単マジックを取り入れた1分間の自己紹介の方法の効果とその具体例を知ることができます。

1分で勝負!~スタートからマジックで差をつける~

 自己紹介でだらだらしゃべるわけにはいきません。自己紹介は長くても1分以内で収めましょう。1分で勝負をつけるためには、スタートから『マジック』の現象を見せるのがベストです。私がよくやっていた自己紹介の具体例を紹介します。

https://drive.google.com/file/d/1uqL-crgEOdRVSeivIT8Hn1Z2kmYUxdj-/view?usp=sharing

 自分の番がまわってきたら、一呼吸置いて軽く笑顔で礼をします。そして、何かに気づいたように空中を指さして、

『あれ!何か空中にあるぞ!』(これをしゃべらずに簡単な演技で)

そして、空中からそれをつかみ取ります。そして、右手をぐにゅぐにゅしていると、一瞬動きが止まります。

『おっ!何かでてきた?』という雰囲気でみんなの方を見ます。

そうすると右手から黄色いハンカチがでてきます。ここで、もう一度みんなの方を見ます。

*「えー!」、「なんで!」という声が聞こえたり、「おー」という歓声が沸き起こったりします。もし、何の反応もない場合は、

拍手するポーズをしたり、「拍手するところです」と誘ってあげると一気に反応が現れます。

おもむろにハンカチを広げながらやっとしゃべります。(ハンカチには『川』という漢字が一字書いてあります)

『川田です。   間   あっ!そうです。変わり者の川田です。特技はリンゴの皮を切らずに一気に剥くことができます。変わり者ですが悪い奴ではありません。どうぞよろしくお願いします。』

ハンカチをもう一度右手に押し込みます。そして、右手の拳に一息かけると、ハンカチはなくなっています。一礼して終わります。

様々なパターンが作れます

さっきの例でいけば、ハンカチに書く文字によって様々なパターンが作れます。

『今』という字を書いて、

「今田です。今を大事に生きるがモットーです。でも、今はすぐに過去になり消えてしまうんです!」

『山』という字を書いて、

「山田です。やま感がほとんど当たりません。テストの山もはずします。やましいところが何一つない、いい男です。(といってハンカチを消す)」

 このように応用は様々です。例のように名前を一字でもいいし、何か訴えたい一文字、好きなものの一文字でも何でもできます。ぜひ、自分にぴったりするストーリーを作ってみてください。

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マジックの現象が短時間であなたを語る!

 とにかく自己紹介は短時間勝負。時間をかけて面白くない話をする人は敬遠されます。スピーチに簡単マジックを利用すれば、第一声から勝負をかけることができます。

もし、たいした話ができなかったとしても、「マジックの現象」があなたについて語り、しかも短時間でインパクトを与えることができるので、聞いている人たちの印象に確実に残るのです

マジックの現象によって場の空気が一気に和む!

 自己紹介は、初対面どうしの集団で行われることが多いです。はじめはみんなが様子見をして、重苦しい空気が漂っています。

そんなとき、あなたが「マジックの現象」を披露することによって、場の空気が一気に和みます。それをきっかけに口をはさんでくる人も現れます。

「えっ?マジシャン?」

「すごーい!他にもできる?」

「いや、これだけを1年間練習してきたんで…」

「何、それ。ある意味すごい集中力!」

など会話が一気に走るケースもあります。自分がきっかけとなり、場を和ませることも可能です。

場を和ませてくれたあなたに対して、多くの人が好印象をもつでしょう。

 

話す量が少なく、口下手でもチャレンジできる!

 上の例にはスピーチに簡単マジックを取り入れる方法(マジックスピーチ)のエッセンスが詰まっています。

振り返ってもらえればわかりますが、話す量が少ないことに気づきます。『マジックの練習』と『ちょっとした演技の練習』は必要です。

ですが、マジックができれば好印象を残すことができます。

話すことに自信のない口下手のみなさん。話だけでみんなを喜ばせることができないというみなさん。

ぜひ、自己紹介でマジックスピーチにチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

 この記事では、簡単マジックを取り入れることによって、1分間で印象に残る自己紹介の具体例とその理由を説明しました。

記事を読んでいただければわかる通り、口下手のみなさんほどその効果を実感していただけるはずです。

『マジック』には当然、難しいものもあります。しかし、意外と簡単なもので絶大な効果を発揮するものもたくさんあります。今回紹介したマジックの他にも、自己紹介で使える簡単マジックはたくさんあります。マジック集

今後開設予定の私のyoutubechannelでもどんどん紹介していきますので、できそうなものを選んで練習し、自己紹介に生かしてもらえればうれしいです。

 

  • この記事を書いた人

なんでやねんゴロー

 教師歴38年。マジック歴24年。
多くのイベントや各種施設で『ステージマジック』を中心に演じてきました。はじめは,お客様が驚き楽しんでくれることが喜びだったのですが,徐々にお客様から『やる気』や『感動』をもらっている自分に気づいてきたのです。
「『マジック』というこんな素晴らしいツールをスピーチに取り入れてみたらどうなるのだろうか?」という素朴な疑問からスタートしたマジックスピーチ。その絶大なる効果と成果に私自身が一番驚いています。

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